仕掛け(タネ)が分かれば答えは自ずと...
個人的にアニメや漫画が好きな私はよく漫画アプリや動画アプリなどをよく利用させて頂いております😌
当たり前ですが、無料で読めたり観たりすることはできないので、作品を閲覧する前後に動画広告を挿入してそこから収入を得て運営されておられるパターンがほとんでではないでしょうか。
昔、マーケティングの企画をやっていたせいで広告動画などを観るとついつい
「これはどういうストーリーの組み立てで作っているのか」
と分析してしまいます。今も昔も売る商品は変わっても(その商品、サービスが必要かどうかは別にして)売る法則というのは変わっていませんね。
実は4半世紀前に一世を風靡した某カリスママーケター先生が提唱した法則の一つが今も使われ一定の効果を上げているようです(さすが○田先生)
それは
「PASONAの法則」
というものです(派遣会社とは関係ありません😅)
これはセールスレターやセールス動画を作成する上での法則で各パート毎の頭文字をとって
P=problem 問題提起(〜で悩んでませんか?)
A=affinity 親近感(私も同じ悩みを持っていたんです)
S=solution 解決策(私はこうやって問題を解決しました)
O=offer 提案(解決策でこういう結果が出ました、あなたもどうですか)
N=narrowing down 絞り込み(数量限定、期間限定、送料無料、返品可能、定期縛りなし)
A=action 行動(申込方法などを簡潔にし、行動しやすくさせる)
という、構成で作られています。
この法則は人間の心理をうまくついています。
人は何かしら悩みを抱えているもの。
そして人は生存本能が機能しているので、不安や恐怖といった悩みの感情から逃れられる事はできません。
その本能をうまくついて行動させるのがこの法則です。
(詳細は割愛しますのでご興味ある方は調べてみてください)
人は「快楽」より「不安」の解消を強く望む生き物なので。。。
例えば
「身体的なコンプレックスの解消」
「将来の金銭的な不安の解消」
「結婚できるかどうかの解消」
「健康面の不安の解消」
など、CMを観てるとこんなのばかりではないですか?(笑)
私はこの仕掛けの本質を知っているので、家族や友人には必ず
「この仕掛け(タネ)を知った上でその商品やサービスが自分にとって本当に必要なのか?」
「他のもので代用出来ないか?」
「他の誰かが同じようなものを持っていないか?」
を考えた上で購入するかどうか考えてみてはどうか?
と伝えています。
もちろん緊急性を要するものは別ですよ😅
あくまでも個人的な見解ですが、この法則で紹介されている商品サービスの9割以上は
「たいして必要がないもの」
と思っています。
心当たりありませんか?その時の勢いで買ったけど実は必要でなかったものとか...
ベランダに放置されているぶら下がり健康器😅
押し入れに眠っている○○ブートキャンプのDVD😅
部屋の隅でオブジェと化しているルームランナー😅
本当に必要なものは自分から探しに行って見つけていて、今も大事に使ってませんか?
兎角世の中はあの手この手であなたのお金を使わせようという仕掛けが沢山あります。
その辺の仕掛けを知った上で広告を見るとなかなか楽しいものですよ😃
「あー、こうやってカモを捕まえるわけね」と(笑)