縋るもの
地元の駅前のP屋の前を通ってたら懐かしい絵がポスターに飾ってあった
昔は一時期ハマってよく読んでましたがついにPの台になりましたか😌
作者の三浦建太郎氏は確か2、3年ほど前に逝去されたとのニュースを聞きました。
そういえば、私はこの作品の中でいくつか好きなセリフと場面がありますが、
一番印象に残っているのはここかな。。(コマ投稿OKサイトから引用)
ガッツ一行が異教徒の集団に囲まれ、絶体絶命のピンチの時、不安に駆られるファルネーゼが松明を握りしめ、祈ろうとする時
「祈るな!祈れば手が塞がる!!てめエが握ってるそれはなんだ?」
人は自分の知らない未知のものに遭遇すれば不安と恐怖が心を支配しようとします。それが人間の本能なので逆にこれがなければ生き延びることはできませんけどね😅
でも、何かに縋りたくなるなる気持ちはわからなくはないです。
その人間の本能に訴えかけて人の心を操作誘導しようとする輩もわんさか湧いてきます。
そしてその不安と恐怖を感じている人に心の隙間を埋めてあげようと色んな輩が近づいてくるかもしれません(国、宗教、詐欺師など)
なのでただ祈るというだけでは解決しない場合はどうする?
自分が不安を感じたらまず「自分を不安にさせる要素はなんなのか?」→その要素がわかればその解決方法はないのか?自分で解決できない場合は他者がその解決方法を持っていないか?
など、できることはたくさんありません?
私は何かに縋るというのがほとんどないので自分でなんとかしないといけないのですが
縋るというのは「思考」をやめてしまい、他者に依存してしまう事。
依存した時点でもう主導権は自分ではないので、心と体が自分の思い通りに動かなくなるでしょう。
なのでガッツはファルネーゼに対して「祈るな!」といったのかもしれません
確かガッツの二つ名は「踠く者」
だったと記憶しています。(違ったらすみません)
何かに依存したり縋ったりする前に、まずは自分で考えて調べて行動(踠く)したいものです。
そうすればこの3年間の詐欺騒動話に簡単に踊らされることはないと思います。
何かに不安を感じた時、祈る前に踠きませんか?😃